”アラウ”の泡せっけん化!

 無添加せっけん+天然ハーブのアラウ、洗濯用せっけんを手洗い用の泡せっけんに出来ないか実験してみた。
 成分的には、合成界面活性剤、蛍光剤、漂白剤、合成香料、着色料、保存料 無添加、純せっけん分30%とある。
 ということは、「水の中に含まれるカルシウムなどの成分と結合して石けんカスになり界面活性剤としての働きを失い、石けんが濃い濃度のうちは界面活性が働き、濃度が薄くなれば働きを失う」特徴があるため、泡化が難しいかも知れない。
 
 先日、食器洗い用中性洗剤の泡化は原液1:水3と報告したが、この比率で我が家では快適に泡洗剤として活躍している。
 手洗い用液体洗剤も、一般的な合成洗剤ならこの比率でいけるのかも知れないが、無添加のせっけんが使えるのなら、そちらの方が良さそうに思う。
 
 ということで、比率を変えて泡の出来具合を試してみた。
  
 1. 原液1 : 水1
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 泡化するが、ベタッとして少々頼りない。
  
 2. 原液1 : 水2
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 これは、泡にも腰があり中々消えにくく良さそうだ。
 
 3. 原液1 : 水3
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 中性洗剤での黄金比率、1:1と1:2の中間的泡立ち、腰もあり泡も消えにくいのでこれでも使えそうな感じ。
 
 泡のきめ細かさを考えると1:2がちょうど良いかも知れない。
 
 実験で色々な比率の”泡せっけん”が沢山出来てしまったので、それらを一緒にして現在使っているが、原液の比率が高いのか、水道水中のカルシウム分が多いのか、ポンプを押したときに最初に出てくる”泡”はベタッとしている。
 少し水を足したら、幾分かましになったが満足できない。
 
 泡せっけんとして使えないことはないので、一応良しとするが、純せっけんは中々難しいということが分かった!
 濃い目に少量作って、早めに消化するのが良いようだ。