その手があったか、停電時給水!

 災害時にライフライン(電気、ガス、水道)が止まってしまうのが最大の困りものだが、今住んでいるマンションの給水は貯水槽式、
 だから停電になったら給水する為のポンプが止まってしまうので各戸に水は行かない。
 その為、貯水槽に非常用の給水栓を設けるかとも思ったが結構大掛かりなのでPending、

 ところが、正月の「県水だより」に目からウロコとも思える啓蒙記事が、

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 貯水槽に行く前に”直結給水栓”を設けたら!というものだった。
 曰く、
 ※水道本管が断水していない状況でも、停電等により、集合住宅等に設置されている貯水槽のポンプや増圧ポンプが停止し各お部屋に水を送れなくなることがあります。
  そのような場合でも、貯水槽や増圧ポンプの手前に直結給水栓(散水栓等)が設置されている場合は、その水栓を活用できることがあります。
  災害等に備え、建物の管理者様に、直結給水栓の有無、設置場所、利用してもよいか等、ご確認されることをお勧めします。

 
 その通り、停電しても水道自体が断水しているとは限らないわけで、貯水槽式は停電に滅法弱い、それを救ってくれるのが「直結給水栓」、
 万が一停電に加え水道自体も断水状態になったら、貯水槽の水が備蓄水源となるので、使い方によっては最強の給水設備ということになる。

 何でこんな簡単なことを最初から思いつかなかったのだろう。
 もっと水道局のご指導があったら、建設時に「直結給水栓」が取り付けられていただろうに!!!