映画「フッド ザ・ビギニング(Robin Hood)」 評価 3+

 原題が素直にロビン・フッドなのだが、邦題はわざわざ「ロビン・フッドの誕生劇ですよ!」と云っている。
 これが正式な誕生劇なのかは知らないが、まぁそうなんだ、

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 結構お金が掛かっているようにも見えたのだが、
 撮影がクロアチアとかハンガリーとかで行われているようで、古城を利用したりと色々と節約に工夫しているように見える。

 最初ちょろちょろ、中パッパ、と行くかと思ったのだが、どうも詰めが甘いというか中途半端というか脚本が手抜きっぽい。
 ディズニー映画かな?と思わせるワクワクする進み方だったのだが、民衆対州長官という反乱活劇に変わってしまい、義賊というより長官の不正を暴く話にすり変わってしまったようだ。

 十字軍の遠征に行く前の恋人が、戻ってみればジェイミー・ドーナン演じるウイルに奪われていたという悲しみからラブストーリーがどう展開するのかも楽しみだったのだが、あまりにあっけない!
 あのフィフティー・シェイズ・シリーズのジェイミー・ドーナンも大きな役は貰えないようだ。

 後味があまりよろしくないので、評価「3+