東葉高速「飯山満駅」を目指して散歩、近くの中華料理店で昼食をとったあと、さらに周辺を歩いてみることにした。
ちょうど駅南側で宅地造成が行われており、今まであった道がクローズ、新しくできた歩道を通ってT字路を東葉高校に行く方向とは反対の東側に向かって歩いていたら、お堂を見つけた。
クローズとなった道を通ってもその前に出たハズなのだが、どうしてこれまで気づかなかったのだろう。
よくよく見るとお堂の中に黒い大きな仏像があるのを発見、近づいてみると船橋市の文化財（有形・彫刻）に指定との案内板があった。
「木造地蔵菩薩坐像」、石でも銅でもなく一木彫り、しかも高さ１７２㎝！
これは早速お顔を拝見しなくては、
お堂にはガラス格子の扉があり、ガラス越しにしか撮影できなさそう、反射を避け、周囲が映らないようにスマホを張付けつつ傾けて、
ところが扉の中央一番下にお賽銭を投げいれることが出来るようガラスが無かった。ならばそこから撮れば鮮明に映るハズ、
と、
像が大きい割にお堂が小さいので、目の前に差し迫って中々全体を映しこむのが難しい。
一方はガラス越し、もう一方は素通し、こうやって並べてみるとそんなに差はなかった。
手には桃を持っているように見える。
かなり繊細な彫りで、曲線がきれいだ。面長なお顔で、長い耳たぶ、
蓮の華にも細かな線が彫りこまれている。木像なのに艶があって銅像のようにも見える。
こんなに素晴らしいお地蔵さまが近くにあるのに気付かなかったなんて、
でも、たまたま出会うことが出来た！！！
