”「夜中に甘いものが食べたい」三流は食べ、二流は我慢する、では一流は?”  これは気になるが、

 President Onlineの少し前の記事らしいが、
  https://president.jp/articles/-/43985

 読むまでも無く、自分は三流と自負しているが、
 もし一流の術が自分にも出来るのであれば参考にしたいと思って読んでみた。
 東京大学の山本芳久教授が「中世の哲学書を読んでいると、現代人が抱いている日常的な悩みに対して、意外な答えが与えられることがしばしばあります」ということで導き出した流、

 西洋中世の哲学者トマス・アクィナスの『神学大全』を参考にしながら説いている。
 そこに出てくる図を二つ、
 アリストテレスの『ニコマコス倫理学』から
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 『アリストテレスの倫理思想』から
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 そして結論は、
「節制ある人」の場合には、「理性」が健全な在り方をしているだけではなく、「欲望」もまた徳によって整えられているので、葛藤がない!

 即ち、「夜中に甘いものが食べたい」と思ってもそれが体に良いかどうか理性で判断し、食べないことを喜びとする、らしい。

 とても同意出来ないお話、このように云う山本芳久教授は実際のところ「夜中に甘いものが食べたい」と思うことは無いのだろうか、もしそういう気になっても節制しているのだろうか?