いま日本で接種されているコロナワクチンは二種類、ファイザー社とモデルナ社製、いずれもmRNAワクチンと云われるもの、
アストラゼネガ社のワクチンも輸入されているが、日本では利用されていない。これはウイルスベクターワクチンと云われるもの、
日本には入っていないがジョンソン&ジョンソン社の一回で済むワクチンもウイルスベクターワクチン、
そして昨日から報道されているのが、武田薬品がノババックス社製のワクチンの製造と流通を担当し年内にも供給開始を目指しているもの、
これは組換えタンパクワクチンと云うもの、
それぞれワクチンの製造方法が異なる。
厚生労働省が発表している海外での開発状況、
そもそもワクチンの作り方にはどんなものがあるのか気になった。
2020年7月に日経新聞で出した記事に、
DNA・mRNA・ベクター… 多様なワクチンの違いは?
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61944150X20C20A7000000/
6種類のワクチンの違いを説明していた。
どちらかというと、ワクチンといえば6番目不活化ワクチンのように、害の無いように処理したものを使うと思っていたのだが、
コロナについては、1番目、2番目のようにコロナの遺伝子そのものを運び手の助けで体内に送り込む手法が主流になっている。
ところがノババックス社のものは、抗原たんぱく質を昆虫、植物、哺乳動物の細胞で作って精製したものなので、コロナの遺伝子が直接入ってくる訳ではない。
ワクチン接種により取り込まれた「遺伝子」は、今後変異しないものなのだろうか?
ファイザー社は、
「RNAは細胞の核には入らないため、人の遺伝子への影響はなく、抗原タンパク質が作られた後、RNAは細胞内で分解される。」
と云っているらしいが、
そこがどうしても気になる。
その点、抗原たんぱく質という従来手法の方がなんとなく安心感がある。
それで90%以上の効果があるなら、コチラの方を接種したい。
ただし、早くても年末、遅ければ来年というリスクがある。・・・・・・・