カルボナーラの教科書、見つかった!

 カルボナーラは単純そうで簡単に出来るかと思うと、なかなか玉子のとろみが出せない。

 以前イタリアンの作り方の本を買ったのだが、その本のレシピでは材料は、玉子、パルミジャーノ、パンチエッタ(ベーコン)、コショウだけで、生クリームは使わず、とろみを出す為にパスタとソースを混ぜて火にかけるというものだった、と記憶していた。

 本がどこかにいってしまい、見つからないので記憶を頼りに何度かトライするも、とろみが出ない、玉子に火が入り過ぎてボソボソとか、上手くいった試しがない。
 仕方なく、ネットにあるように生クリームも混ぜたソースの入ったボールに茹で立てのパスタを入れて絡めるという方法も、
 でも、アノ火にかけてとろみを出すやり方を再現したいと、生クリームも絡めたパスタを再びフライパンに入れて火を加えるとかもしてみたが、そうそう上手くはいかない。

 とろころが今日、棚を整理していたら件の本が見つかった。

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 この本のテーマは
  1.簡単
  2.調理時間が短い
  3.材料が少ない
  4.五感で感じる味付けの表現
  5.按配を体感する
  6.化学調味料は使わない
 
 そうだったかなぁ、と思いつつ付箋がはさんであったページへ、
 
 パンチェッタと卵のスパゲッティ Spaghetti alla Carbonara

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 今回は本のレシピに忠実に、
 忘れていた材料は、白ワイン、水、それぞれ適量、

 アノとろみが再現出来た。
 味も上々、ベーコン、玉子、チーズの香りが混ざり、塩加減もピッタリ、麺はアルデンテ、

 作ることと、食べることに夢中になって写真を撮ることを忘れた! 

 何が違っていたのか?

 本にもpointとして特記してあるが、
 パスタとソースが全部合わさった時、パスタが泳ぐ位の水分にすること!
 その状態で弱火でじっくりとろみが出るまでかき混ぜる。

 難しいのはパスタの茹で加減、ソースと混ぜる時間火にかけるのでかなりアルデンテにしておかないと、
 久しぶりに本格的なカルボナーラが出来た。

 本を見なくても、このカルボナーラが作れるようにならなくては!!!