市川の東山魁夷記念館で、今夜ヴァイオリンとチェロによるクリスマス・コンサートが開かれた。
ヴァイオリンは最近やっとポピュラーになって来た松田理奈さんと、彼女の高校の先輩という奥泉貴圭さんのチェロのデュオ、
市川市がスポンサーなので、この破格の入場料、しかもクリスマス・コンサートにピッタリのタイミング!
2階の展示ホールをコンサート会場にして120名ほどの席が用意され、正面には雪の葦原を描いた大作「雪野」が飾られていた。周囲には冬を題材とした作品が取り囲んでおり、三角屋根に木製の柱が三角のあばら骨のように組立てられたホールはとても響きが良かった。
彼女のヴァイオリンは前回ホテルオークラのロビーで聞いた時より、更に力強い弾き方になっていた。特に最前列に座れたということもあり、音に圧倒された。
また苦手と云うしゃべりもなんなくこなし、魁夷画伯の絵との遭遇の話も取り入れたりして中々良かった。
今夜演奏した曲目はこれまでの彼女が演奏してきたものとは違う珍しいものが多かった。チェロとのデュオということで、掛け合いを強調した編曲になっており、二人の息がとても合っていて素晴らしかった。
4楽章の曲が二つあり、「4楽章です。」と彼女が事前に説明していたにも関わらず、各楽章の切れ間に拍手をする人がとても多かった。彼女も奥泉さんも苦笑いしていたけど、まぁクリスマスだから!?
やはりヴァイオリンを間近で、しかも彼女のような名手によるものを見聞できるのは素晴らしい!