世界遺産ならぬ機械遺産

　ユネスコの遺産シリーズの中にでもあるのかと思った「機械遺産」、TOTOのウォーシュレットが選ばれたというから世界的な価値があるのかと思ったのだが、「機械遺産」の選定は日本機械学会だった。

　勿論、ウォーシュレットというものを家庭用に作り上げたのは、価値あることだと思う。

 

　これまで、ウォーシュレットの第５５号に至るまで様々なものが選定されてきた。たまたまウォーシュレットという意表を突くような「モノ」が選ばれたから話題になったのだが、かなり独創的なものが選ばれて来ているようだ。

　２５番には「東京帝国大学水力学及び水力機講義ノート」なるものまで選ばれている。

 

　今回の５２番には「吉野山ロープウエイ」が入っている。１９２９年から現在に至るまで８０年以上使われている現役というから驚きだ。

 

　

　それでは、これは将来「世界機械遺産」に選ばれるだろうか？