未だ車の通りが盛んな道路でも右側通行している自転車に遭遇する。
もともと、車は左、人は右、自転車は軽車両だから車と同じ左側通行するもの、
自転車が歩道通行可の場合は車道側を、
路側帯のでの右側通行を認めたから、自転車も右側OKが当たり前になってしまったのかも知れない。
また、歩道であればどんな細い歩道でも大手を振って、自転車だから思いっきりペダルを漕ぎながらふっとばす輩が多くなったのかも知れない。
歩道幅が広くて自転車通行可の標識が出ている歩道でも商店街は半分以上を放置自転車が占めていて、理論上の幅広い歩道など存在していない。
今回の道路交通法改正は路側帯での右側通行禁止のみ、
車にとっては一歩前進ではあるが、遵守状況は変わらないような気がする。
歩道の通行ルールは今まで通りだから、歩行者の危険度に変化はない。
これはイタリアでの歩道を走る自転車の例、
それなりに広い歩道であるのだが、歩道上を自転車が交互通行している。イタリアでは右側通行だが、車道より遠い側が自転車用になっており、人は車道側の狭いエリアを歩かなくてはならない。これもどうかと思ったのだが、一応自転車と人が分離されているのが良いと思ったし、ちゃんと右側通行が徹底されている。
自転車と人では、自転車の方が動的エネルギーが大きいから、人の方が負けるのは目に見えている。
もっとどうにかならないものだろうか!