「確定申告」はインターネットで、

 国税庁の宣伝みたいになってしまったが、今年初めてインターネットで申告書を作ってみた。
 
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  真ん中の白黒コピーがインターネットで作成した申告書の控え(ちゃんとこれも作成される。)

 実は今年も1月中に確定申告書が税務署から送付されてきた。
 例年は申告書のコピーを作って、そこに下書きしてから提出用の用紙に清書するという何重もの手間を掛けて作成していた。
 それというのも、不動産収入とか株式売買損失とか、必ずしなければならないもの、すると損失が繰り延べになるとか、何とか節税したいという思いがあったから、
 
 だが今年(昨年の収入)は不動産収入が無くなったのと、株式損失も無いので、何年振りかに普通の確定申告で済むようになった。
 そこで、インターネットでも記入が出来るというので試してみた。
 
 名前や住所を書いたりと、Step by Step で指示されたとおりに記入していくと、計算機を使うことなしに全てが出来上がってしまった。
 給与所得控除や税額の計算が本当にあっているのか、送られてきた確定申告の手引きで手計算してしまったが、もちろん合っていた。
  
 云われたとおりに数字や支払先などを書くだけで、とても簡単なのだが、逆に税額がどのようにして決定されるのか、
 即ち、
 各種収入があり、それぞれに異なる控除方式が適用されて、所得総額が決まり、
 様々な控除項目からルールに則って所得から差し引かれる控除額総額が決定し、
 税額が計算される。
 という仕組みが理解できなくなる。
 あたかも、難しい漢字が(最近は易しい漢字も、)スマホやPCの変換機能任せで自分では手書き出来なくなっているのと全く同じ現象だ。
 
 別にそれで困ることは無いし、間違いが減るので良いことなのかも知れないが、なんかなぁ~!