”オルセーのナビ派展”へ

 ”オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき”という絵画展が三菱一号館美術館で5月21日まで開催されている。
 入り口がややこしい美術館であるが、まず3階に昇り、パンフレットをピックアップしてから観覧開始、
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 ナビ派なるものを知らなかったが、ボナールとかマイヨールといった名前には馴染みがある。
 作品としてはボナール、ドニが多かったように思う。
 ナビ派の特徴は、①象徴主義、②平面性と装飾性、③日常的主題、④神秘的主題ということだが、
どの作品にも共通しているのは立体感のない版画的な描き方、浮世絵の影響もある。
 
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 これらの作品は初めて見たのだが、どことなく見たことのあるような気もした。
 それは、ナビ派に影響されたのかは知らないが、良く見かけるカトラン、ベルナール・ビュッフェ、カシニョールといった作品の雰囲気が似ているからだろう。
 
 感動はしないが、勉強にはなった!!