ケイドつながり、 映画「トランスフォーマー」、本「ネクサス」

 映画の「トランスフォーマー 最後の騎士(王??)」を見ていて、主人公が”ケイド”ということで、ちょうど今読んでいるSF”ネクサス”の地球を救うかも知れない主人公が同じ”ケイド”であることに気付いた。
 
 邦題がなんで騎士王となるのか疑問に思った。オプトマスを王と云いたいのだろうが、ウィトウィック騎士団の最後の生き残りヴィヴィアン・ウェンブリーを意味しているハズなのだが?

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 トランスフォーマー・シリーズはこれで終わるのかとも思ったが、創造主クインテッサ と思われる女性が最後に出てきたし、メカに強い少女イザベラが次なる主人公になる予感もする。果たしてどうなるのか? 「3+
 
 ”ケイド”の登場するSF「ネクサス(NEXUS)」は書店の店頭で見かけて、電子版を購入し現在下巻の半分ほどを読んでいる途中だが、NEXUSというGoogleの端末を思わせる名前に惹かれたところもある。
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 脳内ナノコンピューターで人同士の精神の接続をするという、結構難解なストーリー、コンピューター好きでないと出てくる事象の意味が理解できないかもしれない。
 ケイドの脳内で作動しているのはNEXUS5、NEXUS3の進化版だ。その開発を止めようとしているのか独占しようとしているのか米政府の秘密組織ERD、ポストヒューマンの域まで達した中国の科学者朱・水暎(中国政府が後押ししている)からの共同開発の誘い、その他その技術を横取りしようとする集団らが、ケイドを生け捕りにしようと画策する、そんな話が続いている。仏教の教えとか瞑想とかが脳内の動きに密接に係るものとして出てくる。
 
 たまたま表紙の画像をamazonに取りに行ったら、なんとこの本はトリロジーであることが分かった。
 翻訳本はまだNEXUSだけ、先が読みたかったら、それも難解と思われるナノコンピューターの世界を英語で読まなければならない。
 トリロジーと分かっていたら、この本NEXUSには手を出さなかっただろう。