この灰皿は、捨てちゃダメ!

 タバコは全く吸わないし、吸う人が来る訳でもないが、
 この灰皿だけは捨てられない、何せ思い出の品なのだから!
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 アルミの鋳物の灰皿、台所の流しの下から出てきた。
 女房に”邪魔だから捨てる”と云われたが、
 
 なぜ?
 実はコレ、大学4年の卒業実習で日立の亀戸工場に行った時、旋盤・溶接などと共に行った鋳物!
 薄いアルマイトの灰皿を元に、砂で型を造りアルミを流し入れた。灰皿の上に1本伸びている棒は空気抜きの跡、本当は切り落とすのだが記念に残しておいた。
 灰皿の厚みをもう少し薄く仕上げないといけなかったのだが、そこは素人、頑丈な灰皿になってしまった。お陰で次の制作者はアルミが足りなくて端が少し欠けてしまった。

 思えば大学時代のモノって、コレ以外何も残っていない。