玄関先のプランターの中で咲いているミント、
一本ひょろ長いのが伸びて、その先に花を付けたのだが重さと強風で先が折れてしまい、そのままプランターに横たわっていたと思ったら、
その名前ミントの由来を探ってみたら、「季節の花 300」では、
” 学名 Mentha : ハッカ(メンサ)属
Mentha(メンサ)は、地獄の女王にハッカに変えられてしまったといわれている女神の「Menthe」の 名前に由来。(ギリシャ神話)”
Mentha(メンサ)は、地獄の女王にハッカに変えられてしまったといわれている女神の「Menthe」の 名前に由来。(ギリシャ神話)”
これを引用する例はあるが、どうしてそうなってしまったかの詳しい神話は中々見つからない。
いろいろ調べて行くと、
地獄の女王(ペルセポネー)にも複雑な事情があって地獄に行くことになってしまったようで、もともとはゼウスとデーメテールの娘、水仙の花を摘もうと妖精たちと離れた隙に冥府の王(ヘーデス)に連れ去られてしまった。
その後、四季の始まりが絡んできたりと複雑、でも最初にハーデスが愛したのはメンテー、その後にペルセポネーが連れて来られた。
嫉妬に駆られたのはメンテーの方、その怒りや不満の声を聞いて怒ったペルセポネーの母デーメテールに足で踏みつぶされ、どこにでもある草ミントになった。別の説では踏みつぶしたのはペルセポネー、いずれにしても踏みつぶされてミントにされてしまった!
元々原因を作ったのは冥府の王ハーデスなのだが、
なお、メンテーは冥府に流れる川に宿り守っていた精霊(下級女神)、歌と踊りを好む若くて美しい女性の姿をしていたとか、
ミントになったメンテーはハーデースの傍、神殿の庭で、 愛らしい存在感を保ったまま咲き誇り続け、地上でも陽光を浴びる度に芳香を放ち、人々に自分の居場所を知らせるのだという。
その芳香を放つようにしたのは、彼女を憐れんだハーデスとも、
神話の世界だから、・ ・ ・
でも最後は救われたい気にもなる!