十六夜にオリオン座 そしてベテルギウス

 今夜も十六夜の大きな赤い月が昇ってきた。
 皆既月食になるということは、月と地球の距離が一番接近している時期でもあり、その分月が大きく見えているかも知れない。
 
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 その月の下に、今もそうだがオリオン座がある。その一番上にある少し赤っぽく光っているのがベテルギウス、(上の写真にも右斜め下45度に写っているのだが、・・・)
 
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 夜9時ころになると、この矢印の位置に来ている。
 
 そのベテルギウスが来年2012年に超新星爆発するのではないかと云われている。
 地球から640光年離れているから実際には640年前に起こった出来事なのだが、そこが宇宙の不可思議なところ、それが近々目に見えるかも知れない。
 
 
 爆発が起こると満月よりも明るく青く光り、日中でも見えるという。
 それをただの天体ショーとして見ていれば良いのか、はたまた太陽風のような粒子が降り注いでくるのか、その与える影響がどんなものであるのかは未知、何せ近代で初めて体験することなのだから、
 
 「640光年離れていてくれて良かった!」ということになって欲しい。