最新のAV機器は本体→映像機器への接続をHDMIケーブルで結ぶことを前提にしている。その結果複数台の機器がある場合の接続に困りつつある。
勿論AVアンプには何種類もの入力端子(HDMIも含む)があり、交通整理も出来ているのだが、ここに来て3Dという情報量の多いメディアの登場により、その接続が難しくなってきた。
その助け舟的な分配器兼集約器なるスィッチング機器が登場した。(上海問屋 1,999円)
1入力→2出力(同時出力は出来ない)、2入力→1入力の何れかが出来るというもの。
これはアンプ側の入力数が限られている中、重宝するものかと思ったのだが、よくよく読んでみるとHDMI V1.3としか書いていない
3D用のバージョンは1.4からなのである。
HDMIケーブルは旧いものでもV1.4の信号を難なく通してしまうものもあるそうなので、多分大丈夫なのだろうが、スィッチング器がV1.3となると3Dは無理かも知れない。
これから3D機器が増えていく中、こうした切替器は規格の先取りをして欲しい。