オルゴールセラピー

 マキノ出版本社で行われた「オルゴールセラピー」の講演会と体験に参加した。
 
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 場所は不忍池近く、
 無縁坂を登って振り返り見れば、
 
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 オルゴールの超低音から超高音までの響きが脳幹部に伝わり、血流が良くなることにより脳の機能が高まり、交感神経のバランスも整い、自然治癒力の活性化により無病に導くという考え!
 
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 西洋医学の対処療法ではなく、人間本来のバランスのとれた状態に戻すことにより根本から病気を治すことは東洋医学に通ずるが、一方で薬とか経絡とかを用いて対処療法を行うのとも一線を画している。
 単に、スイスオルゴール(倍音が出るように調整された響きの良いもの)を交感神経用と副交感神経用の二種類を長期間聞くだけで、ほとんどの病気が改善するという。
 ライナス・ポーリング記念財団から予防医学の観点からこのオルゴールセラピーが2012年度のアカデミア賞に決まったという内定通知も来たそうだ。
 
 確かに脳機能の改善による療法は、単純なようで太古からの人間の自然との結びつきに係ってきた波動と関係するものかも知れない。それは超低音も必要とし、超高音も必要とするのかも知れない。その両方が出せるのが、自然界では深い森林の中、滝の近くであり、楽器ではたまたまスイス・オルゴ-ルということなのだろう。
 研究が進めば、もっと違う方法での脳に負担を掛けることなく刺激する方法が見つかるかも知れない。
 
 中々興味ある講演であった。またオルゴール体験では血流が良くなったのか、顔色が良くなり身体も帰宅してもなお温かい状態が続いている。