偶然にも前日、"From Russia with Love"を見たばかりなのに、「パリより愛をこめて」という邦題は勝手に作り上げたものだと思ったら、原題だった!
ジョン・トラボルタが凄腕のスパイを演じるということで話題になった映画だ。
舞台がパリにある米国大使館、そこに勤めるリースが大使の補佐官でありながら、CIAエージェントになりたがって、色々と命令をこなしているうちに大役に引き込まれていくというもの。
原作がリュック・ベッソンで、とてつもない死人が出る劇画の世界。
リースの恋人キャロラインが、ナタリー・ポートマンかと思わせる顔立ちだったが、エンド・クレジットを見ると、ポーランド生まれの別人(カシア・スムトゥニアク)だった。
出だしの何かありそうなリースの行動、それが最後に・・・と、結構面白い筋立てになっている。
スパイになりたがっているのを、適当に良いように使われているのではとつい思ってしまう。ストーリーの進展に従って、やめた方がイイのでは?向いていないのでは?と思ってしまう。
トラボルタの即断即決、年を重ねた怪しさが無量の魅力となっている。「4」