インフルエンザの感染予防にはなるかも知れないが、ＳＨＡＲＰの業績回復にどれだけ貢献するかは分からない。
プラズマクラスターの宣伝をＴＶでやっているので気にはなっていたが、どれほどの効果があるかは今一分からない。
先日の那須旅行で、たまたまコレが泊まったホテルに設置されていた。自動運転なので独りでに動いて知らぬうちに止る。動きだす都度前蓋？が少し前方に傾いて開く。部屋のカーテンを閉め切ったら真っ暗になるのだが、この空気清浄器の青いランプが常夜灯の役目を果たしてくれた。確かに部屋の匂いは感じられなかった。ウイルスまで除去してくれているのかは分かる術もない。
そういった世の中の声に対応したのか、シャープとパスツール研究所（ホーチミン市）が共同で実際のインフルエンザウイルス（浮遊H1N1型）を用いて、６畳相当の密閉空間に 25,000／㎤ のイオンを発生させたら約６６分で９９％抑制したと発表した。
イオンにウイルス除去機能があるという証左にはなるだろう。
ただ、密閉空間というのと実際の家のスカスカ空間との違いがある。また25,000個のイオン発生というのは、この写真のように最も売れているタイプより上位機種になる。
それより前に、家庭にウイルスが持ち込まれるというのは、持ち込んだ本人は既に感染している恐れがある。プラズマクラスターがそれを治してくれる訳ではない。家庭内の感染予防には効果があるのかも知れない。
出来ることなら、ポピュラーな7,000個タイプでも実験してくれて、その抑制状況も合わせて発表してくれたらイイのに！
両刃の刃で、効果が似たり寄ったりだったら25,000個タイプは売れなくなるし、とんでもなく時間が掛かるなら7,000個タイプが売れなくなるし、・・・・
でも、これから冬に向かうにあたり、加湿効果もあるこの空気清浄器は有ってもイイような気がする。
