116年ぶりの秋分の日

 9月22日が秋分の日に116年ぶりになるのは、地球が太陽の周りを回る公転周期の関係だろうと思っていたが、Yahoo!のサイトでは自転周期と絡ませて分かり易く説明していた。
   
   
 確かに1年は365.2422日、その為に閏年を設けて4年に一度カレンダーのズレを調整している。
 毎年0.2422日=5時間49分ずつ秋分点通過時刻が遅れてくるくるのだが、厳密には6時間に11分足りない為、うるう年毎の24時間調整は実は調整し過ぎになってしまうのだ。
   
 2012年の秋分点通過は、うるう年でなければ9月23日の23時54分、
 もし1年が365.25日であれば、9月24日になっていたハズである。でも閏年だから9月23日に戻る。
 だが端数があるため、24日に至らず23日のまま一日調整されて22日になってしまった。
   
 たまたま、その1日の駆け引きが微妙に左右して9月22日に秋分の日が来ることが116年ぶりとなったということだが、100年ごとの閏年なしも旨く機能していたのだろう。
   
 この後は暫く閏年ごとに9月22日秋分の日が繰り返されるそうだから、珍しさとしては今年の秋分の日が勝っているのだろう。