斯様な製品が出たことを知らなかったのだが、
デジカメで撮った写真はSDカードからDVDにコピーして保存している。その方が散逸しないし、当然何年も安心して保存できるものだと思っていた。
だが、このグラフを見ると果たしてその「安心感」はどこかに行ってしまう。
これは太陽誘電というDVDなどの製造をしている会社の実験データということだが、
ほぼ5年から10年で危険領域に入ってしまっている。ということは旅行の写真などが早いものでは見られなくなっているのかもしれない。開けてみるのが怖くなった。
新製品は30年以上も安全領域にあるということだから、失くさない限りは大丈夫ということだが、問題は価格である。
Thats’sの直販店で1枚7,000円、安心料は高いという見本みたいなものだが、もし手間を厭わななければ、所謂高品質と認知されているDVDに、この場合はブルーの製品、何だか分からないが、10年ごとに書き換えたら、安価でそれなりの安心が得られるのではとも思うのだが、やはり面倒だろうなぁとも思ってしまう。
記録したSDカードそのものを残したら何年ぐらい「安全領域」にいるのだろう。
公園で遊ぶ幼稚園児が大人になった時、撮り貯めたデジカメ写真は果たして再生出来るのだろうか?