航空機内での電子機器の使用緩和?

 航空機の利用に関するルール作りは、先日来のB787にもある如く、米国の連邦航空局=FAAの専権事項のようにも思えるのだが、ライト兄弟という航空機に関する元祖がいるのだから当然のことなのかも知れないが、そのFAAが高度1万フィート以下での電子機器の利用に関してワーキンググループを作り検討することになったという。
 
 現実問題として、携帯電話のスィッチを切り忘れている人が、多分何百人かの乗客の内にかなりの数の人が居るであろうに、その為に航空機の運航に支障があったというニュースにはお目にかからない。
 操縦室では既にタブレット端末が使われているとの報道もある。
 
 考えてみれば前席後ろ側にセットされている個人用液晶TVだって電子機器の最たるものだし、それなりの電磁波遮蔽が施されているとはいえ、それは携帯でもタブレットでも人体への影響を考慮して「それなり」の遮蔽が行われているであろうから、あまり大きな差は無いのでは?
 
 機内での携帯電話での通話は確かに迷惑千万だが、各種電子機器の利用はもっと自由にさせてくれても良さそうに思う。
 
 FAAさえOKなら、世界中の全航空機が右に倣えするだろう!
 
イメージ 1