神社の裏側を拝見 丹生神社

 神社にお詣りしても、中々裏手には回れないものだが、今日お詣りした「丹生神社」は裏側の彫刻を拝見することが出来た。
 
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 この神社、京成電車に乗っていると津田沼駅に着く少し前あたり、JR津田沼駅前を通り過ぎる頃に北側に見える古そうな神社である。名前は「丹生神社」、
 
 由緒正しき神社で、丹生都比売神(にふつひめじんじゃ、にうつひめじんじゃ)の分社、関東地方ではここだけ、総本社は和歌山にあり世界遺産にも登録されている。
 丹生都比売のお姉さんは天照大神の原型と云われている。
  
 この彫刻にあるように椅子に座って貢物を受けているのが丹生都姫なのだろう。
 第一印象中国の古典の世界という印象を受けたが、謂れを紐解くと呉王朝の王女姉妹が日本に渡ってきたことからという。
 丹生都姫比売の御神徳は、「諸々の災いを祓い退け、一切のものを守り育てる女神。不老長寿、農業・養蚕の守り神」とされている。
 
 神社の裏側にこのように由緒の彫刻があると理解が進むと思うのだが、仮に廻れたとしても板だけということが多い。