クラーク・コレクションから池坊展まで

 本日の行程
   大手町 → 三菱一号館美術館「奇跡のクラーク・コレクション」 → 東京交通会館「おかめ」
 → JRガード下「谷ラーメン」 → 日本橋三越池坊展」 
 
 相当な徒歩距離となったが、爽やかな天気だったので、
 
 丸の内の三菱村には外人観光客もみえていたが、世界に誇るべき美しいビル街となったと思う。その一角にある三菱一号館美術館で開催されているクラーク・コレクション展へ、
 クラーク氏はシンガーミシン創設者の孫ということで、莫大な遺産をバックに収集した作品の一端が、たまたま安藤忠雄氏監修による美術館増改築のお蔭で巡回公開されることになり、それが日本にもやって来たという滅多にない機会だそうだ。
 ゴールデンウイーク明けで来場者数15万人超、今日も入場制限されていた。
 
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               http://mimt.jp/clark/art.html
  
  ルノアールの作品が沢山展示されていたように思う。彼の作品は輪郭がぼやっとしたものと思っていたが一点だけ「テレーズ・ベラール」の肖像画だけはピントがシッカリと合っており、ブルー系の色あいで美しく纏められていた。彼のクラーク氏が絶賛したということだが、僭越ながら同感である!
 
 美術館を後にしたのが12:10、時まさに昼食時ビジネス街で食事するのはギブアップ!
 
 されば、甘味処は案外空いているのではと訪れたのが有楽町駅前の交通会館地下にある「おかめ」、ここの白玉が絶品なのだが、注文する時に「白玉あんみつ」と云うべきところを、頭の中に白玉は大前提だったので「あんみつ」と云ってしまった! 
 
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 しか~し、この「あんみつ」、多分自分がこれまで食べてきた幾多の「あんみつ」の中で最も美味しいと思った。この味は何だ? 「あんみつ」はこんなに美味しかったかなぁ? と思うほど。多分こしあんと黒蜜のバランスが良いのだろう。またまた新発見をしてしまった。ここは白玉だけでなく、「あんみつ」も美味しい。
 
 ここまで来て、ガード下の「谷ラーメン」に寄らないのは勿体ない。
 
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 この澄んだスープ、旨味のしょうゆ味、いつ食べても美味しい!
 
 腹が膨れたところで、銀座経由で一路日本橋三越まで、
 
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 今日から神田祭が始まるということで、三越の店先にも室町一丁目の神輿が飾られていた。
 
 ところが、道行く人からよかったらどうぞと渡されたのが、三越七階で行われている「池坊展」の入場券、
 
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 確かこれは池坊由紀さんのものと思ったが、
 
 生け花素人の自分としても、限られた草花で大きな空間表現をしている様は美しいと思った。
 ただ、素材が厳選されていること、活ける器も非常に凝っていることに、活け花も大変だなぁと、
 
 大作もあり、小品もあり、
 
 充実した一日に、