今話題の映画、「ゼロ・グラビティ(Gravity)」を見てきた。
極力、映画のストーリーが事前にインプットされないよう、TVや雑誌、新聞で紹介されていたら見ないようにして、
観客も酔ってしまうと云われた3D、そうでもなかったし、殊更3Dが強調された映像でもなかった。自然に見られる。
ただ、映画の前に必ず用を足しておくこと、緊張感はかなりあるのだと思う。映画が終わった時にそれが実感として分かる。
登場人物が極端に少ない映画である。
地球の美しさが格別で、宇宙飛行士の山崎さんもリアルティを絶賛していたが、平静時なら素晴らしいのだろう。
ストーリーはそれほど凝っていない。
ロシアが衛星を宇宙空間で爆破したという事実があるが、それをもとにしたトンデモナイ出来事だった。
原題は”Gravity”、”Zero Gravity”ではない。
無重力を強調した邦題はいただけない。なぜ”Gravity”なのかは見終わった時分かる。
91分があっという間に終わってしまって、なにか物足りない気持ちがする。よって「4」