船井幸雄著「「未来への言霊」

 これは船井氏の遺稿、 
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 この本のプロローグに経営コンサルタント流にこれからの日本と世界についてどうつかんでいるか、その結論を述べている。
 マクロには、「これからの未来は、だいじょうぶ。きっと明るい未来がやってくる。」これが私の結論です 
 
 また終章近くに、 
 ・そして、いま、私が確信していることがあります。
 ・2013年12月をもって。「アセンションは終わった!」と言いたいのです。
 ・ともかく、日本人は。他の人種や国民性とくらべて類を見ない特性をたくさん持っているという点においては、もっとプライドを持って良いと思うのです。 
 ・日本人は、自信を持って日本人的に生きればよいのだと、強く読者にはお伝えしたいのです。 
 
 そこに至るための正しい生き方なども記されている。
  1.正しく生き、人財になる
  2.幸せに生きよう!
  3.正しい生き方を考える
  4.競争は善ではない
 そして
  ~いざ出よ! 新しいリーダー
 そのリーダーは
  正しい哲学を持ち、「世のため人のためになることをやるべきで、ならないことはやらない」
 
 さらに、示唆に富んだ言葉が沢山出て来る。
  これからの時代にあるべきトップの条件 ⇒ 16項目
  トップが絶対にしてはいけないこと     ⇒   4項目
  トップが絶対に身につけてほしいこと   ⇒ 10項目
 
 トップではないにしても、ここに記されている項目は、普段の生き方でも、とても参考になると思った。
 願わくば、経営コンサルタントとしてズバリ結論を出された如く、その指針を一言で表して欲しかった。