映画「トランス(TRANCE)」

 ブルーレイで見たものだが、「大体映画は先入観なしで期待しないで見ることが一番」を改めて認識させられた作品である。
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 絵画のオークション会場からゴヤの作品「魔女たちの飛翔」を盗み出すのだが、額の中には絵が入っていなかった!
 持ち出した当人は頭を怪我して記憶が無い。それを催眠療法で聞きだそうということから始まるストーリー、
 
 トランスとはその催眠状態にあることを指している。
 場面展開で様々なトランス状態が出て来る。どれが事実で催眠状態なのか迷う時がある。それがより話を複雑にさせてくれる。
 
 大作ではない。でもこれまでにない作りで楽しませてくれる。はて、最後はどうなるのか?
 
 ブルーレイには特典映像が付いている。その中に未公開シーンがあるのだが、これからこの作品を見る機会があるなら、これは是非見るべきである。ストーリーの伏線が再認識させられるし、催眠療法士エリザベス(ロザリオ・ドーソン)が本編で見せた表情の意味が分かる。 []