恵方参り先探訪 はだし大師

 Google Map で神社を探しつつ、兎に角参拝しないことには、そこが自分に適った地であるかは分からない。
 地下鉄東西線原木中山」近辺には、沢山の神社仏閣が存在することに驚いた。
 曲がりくねった道路に点在する板壁の古い家、林立する巨大なマンションが複雑に入り混じった街並みに突然見え隠れするお寺と神社、それらが極々近くに集まっているのが不思議だ。
 
  今回訪れたのは、二つの神社と海岸山安養寺、
  まずは神社から、
  
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 上段が「田尻日枝神社」、原木中山駅を挟んで東西に日枝神社が存在する。こちらの田尻日枝神社の方が整っているようだ。すぐ西隣りは「浄経寺」、ここでも神社とお寺が隣り合っている。
 下段は「大鷲神社(おおわしじんじゃ)」、鳥居の左先に見えるのは「羽黒神社」、その奥に銀杏と欅の大木が並んでおり、その右側奥に「大鷲神社」の社がある。
  
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  おそらくこの神社が恵方参り先になるだろう。
  裏手には、彼岸花の間に「三等三角点」と「千葉県精密水準点」が設置されていた。
  
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   巨木の繁り具合も中々だ。
  
   次に訪れたのが「海岸山安養寺」、その名前からしてかつてはその前が海だったのだろう。
  創建は1534年(天文3年).というが、この本堂は相当に新しい。
 
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  手前の仏足跡の階段を昇って本堂の回廊に四国八十八か所霊場が再現されていた。
   
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  本堂正面から時計回りに、裸足で一か所毎に「南無大師遍照金剛」と唱えながら廻るようにと記されている。
 もちろん寒いが裸足になって、
 ゆえにこのお寺は自ら「はだし大師」と命名している。
       
  この「準四国霊場」の素晴らしいところは、それぞれに霊場の石を埋め込んであること、そして最後は高野山奥の院で終わる。
  
  なにか凄いお得感がある、とても有難い体験だ。
 原木中山周辺巡りだけでなく、四国霊場八十八か所と高野山まで行けてしまった!!!