マンションの管理組合の「本気度」と云われても

 NIKKEIに『マンションの命運を握る 管理組合の本気度』なる記事が載っている。
 
  たまたま自分も今管理組合の理事をやっているので、真剣に読まざるを得なかった。
       
 多分、我がマンションの管理組合は「管理会社お任せタイプ」の一歩手前である。
 少戸数のマンションでエレベーターもなく構造的に単純なので、大規模修繕も屋上防水と外壁修繕がメイン。
 
  
    
  この記事の中に管理組合の運営状況をチェックするポイントとして、
      
  エントランスや集合ポスト周り、駐輪場などの清潔さや整理整頓ぐあいを見るだけでも一定の判断は可能だ。こうしたところが雑然としているマンションは管理組合運営が適切に行われているはずがなく、「推して知るべし」である。
    
  幸いこのチェックはパス出来そうだ。
  管理費や修繕積立金の滞納もゼロ、ただ大規模修繕計画となると管理会社の絵に描いた餅のような決まった年数ごとの修繕予定があるのみで、現実性が乏しい。
  その最大の要因が戸数が少ないだけに修繕積立金が潤沢に無いこと。かといって毎月の積立金の増額がオーナーにそう簡単に受け容れられるものでもない。
  元々の修繕計画の妥当性が曖昧なので、必要積立額の算定そのものにも説得性が無い。
  
  幸い、単純構造なので修繕に係る出費は限定されている。その出費サイクルを管理組合が本気モードで当たればナントカなるのでは?と期待してしまうのだが、そういうことではイケナイのかな、
  これが「管理会社お任せタイプ」の一歩手前たる所以かもしれない!