野鳥の森から渡月橋まで

 今回の京都旅行の宿泊先はウェスティン都ホテル京都
 丘陵地帯に出来た125年の歴史をもつ老舗ホテル、その地形のお陰で7階から庭園に出られるようになっており、更に野鳥の森につながっている。

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 45種類の野鳥が確認されたという森は30~40分ほどのハイキングコースになっており、朝の散策にピッタリだ。でも訪れる人はほとんどいない。ちゃんとホテルの案内には出ているのだが、
 
 京都旅行の最終日ということで、京都駅のコインロッカーに荷物を置いて渡月橋をめざす。
 JR「嵯峨嵐山駅」で降りて、目に付いたのがトロッコ列車、これまで乗ったこともなかったので、
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 なんと乗客の大半は外国人、途中から現われた「鬼?」に大喜び、保津川下りの舟、出迎えの狸たちにどれほどの関心があったかは不明、
 亀岡駅で乗客は降りたものの、駅員さんのアドバイズでそのまま折り返しの列車で戻ることに、
 保津川が列車から見えるのは最初左側、保津峡駅を過ぎると右側に変わる。座席指定をうまくアレンジしてもらわないと両方を望めないことになる。
 帰路は「嵐山」で降りて、宝厳院に向かう。

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 駅から野宮神社に向かう竹林は見事、そしてすれ違う旅行者もほとんど外国人、京都人気の凄さと事前のチェックの綿密さに驚くばかりだ。
 宝厳院は春の特別拝観が行われており、襖絵の「風河燦燦三三自在」(田村能里子画伯筆) も公開されていた。ここの回遊式庭園は中々見事、風景ががらっと変わる。また苔のふかふか感も見事であった。襖絵は田村能里子画伯独特の色合いと人物像で構成されており、三部屋に描かれていた。
 さすがここは数少ない日本人だけだった。
 
 そこから渡月橋まではスグ、
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 ここは本当に日本なの?と思ってしまう。
 
 京都の至るところで外国人の姿が目立った。何年も京都に行って無かったので、その大きな変化に驚いた。
 ハイアット・リージェンシーホテルで食事をした時など、完全に日本人はAway!
 世界の観光地はどこもそういうものなのだろう、現地の人は来客をもてなす。