石灰、カルシウム、睡眠、ヨガ、連鎖で、


 エスプレッソの自動マシンが、独りでに徐石灰ランプが点灯した。
 マシンの使いはじめに、リトマス試験紙のようなもので水道水のCaイオン濃度を測定し、それをマシンに入力した結果だろう。
 徐石灰剤も同封されていたのだが、見当たらないのでクエン酸を用いることにした。多分それで充分だろう、Ca分が酸で溶かされるハズだ。
 
 Caイオンといえば、最近の研究で眠りに導く役割を果たしていることが判明したという。
         http://toyokeizai.net/articles/-/110412
 これまでCaは細胞を興奮させる物質として覚醒作用があると思われてきたのが、細胞内からCaイオンを排出させるポンプの機能が止めると睡眠時間が増加するというものだ。
 一方で、Caイオンを細胞内に取り込む働きをする機能を止めると眠らなくなってしまう。
 単純に云えば、Caイオンが細胞内にあれば睡眠On、なければ睡眠Off、ということだろうか。ということは良き睡眠の為にはCa不足は好ましくないということになる。
 寝る前にカルシウムのサプリを飲んだらどうなんだろう?
 
 でもサプリに頼ることなく、自力で快眠をもたらす方法もあるようだ。
 それはヨガの「方鼻呼吸法」、
         http://toyokeizai.net/articles/-/104428
 右手親指で右小鼻、右手薬指と小指で左小鼻を交互に押さえて、方鼻呼吸を行うというもので、
 吸うのは4秒、両方の小鼻を押さえての停止が16秒、吸ったのと反対側の小鼻から吐くのが8秒、次は吐いた方の小鼻から吸い、止めて、吐く、
 これを3~10回繰り返すというもので、胡坐を組み、目を瞑りながら作法どおりに行えば瞑想状態に入り、快眠に結びつくというものだ。(途中略しているが、)
 確かに、これを書く前に数回方鼻呼吸を繰り返したが、落ち着くのと副次的効果か鼻づまりが解消した。
 
 美味しいコーヒーを飲むためにはCa分は無用、だが睡眠の為にはCa分を適度に細胞に取り込まれないと、
 ヨガの方鼻呼吸は、Caの取り込みに何らかの作用をしているのだろうか?!