3D再生環境の後退

 3Dブームは何処に行ってしまったのか?
 少し前まで、液晶TVにはほとんど3D機能が搭載されていた。3Dの素材を再生するだけでなく、2Dを3Dに変換してくれるものまであったのに、
 最近発売の薄型TV、もちろん4KTVもそうだが3D機能搭載機種は無くなってしまった。
 どうしても欲しければ2~3代前の機種を敢えて探して購入しなければならないが、そうするとまだまだ進化途中の4KTVの機能が見劣りしてしまう。
 
 プロジェクターにしても高額の4Kタイプには3D機能は搭載されているが、多分これから日本にも入ってくる安価なDLP版4Kプロジェクターには省かれている。(Optoma,Acerなど欧米では販売中)
 
 3Dとして今なお継続中なのは映画、まだまだ健在なのだが、一つ不満なのは字幕版3D映画の上映がほとんど無くなってしまったこと!4D版とかiMaxで見かけることもあるが、上映館は関東エリアでも数館程度、吹替え版を見よ!ということだろう。
 
 今日TSUTAYAで見つけた”アサシンクリード”、なんと珍しく3D版が置いてあった。
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 ちゃんとディスクに3D対応環境でないと見られないととが書かれている。
 もちろんケースにも、赤字の手書きで、 
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 置いてあったレンタルBDは、需要を見込んでか1枚だけだった。
 それだけ家庭での3D再生環境が少ないということだろう。
 
 そういう自分にしても、リビングのTVは未だにブラウン管、
 見るとしたら、リビングのプロジェクターか、27型のPC用3Dディスプレイを利用するしかない。
 将来計画としてリビングのブラウン管TVを4K版に交換しようと思っていたのだが、3D機能が付いていないので現状の3D再生環境を温存せざるを得なくなってしまった。