修善寺旅行 Part.5 浄蓮の滝 河津七滝

 修善寺から河津に抜け、途中滝めぐりをするというのが今回の旅行目的、
 ラフォーレ修善寺から送迎バスで修善寺駅に戻り、”河津行き”バスに乗り換えるというのが所期の行程だったが、送迎バスの運転手さんが、「ラフォーレ入り口」で”昭和の森行き”に乗り換え「浄蓮の滝」で下車すると40分ほどの短縮になるという適切なアドバイズを貰った。
 
 最初は”浄蓮の滝”、駐車場には何台もの観光バスが停まり賑わっていた。
 そこから階段を降る。”行きはよいよい、帰りはこわい”の典型!
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 落差25mの大きな滝、滝壺周辺の柱状節理が際立つ。
 ”伊豆東部火山群の鉢窪山スコリア丘が噴火した際に流出した玄武岩溶岩流を流れ落ちる直瀑”
 狩野川の上流にあたるので、これから行く河津七滝は河津川の上流ということで親戚ではない。しかも1万7千年前の噴火で出来たというので、2万5千年前の噴火で出来た河津七滝より若い!
 
 次は七滝へ、
 七つの滝を1番から7番へ川を遡りながら見るか、上から下へ降りながら見るか、一応迷ったが圧倒的に降る方が楽と実感した!!!
 
 まずその成り立ちを勉強して、猿田淵へ
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 猿田淵は滝としては落差が少ないが深緑の淵が美しい。
 
 そして7”釜滝”(1番上右)、6”エビ滝”(一番上左)、5”蛇滝”、4”初景滝”、3”カニ滝”、2”出合滝”、1”大滝”へ
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 それぞれに趣が異なるが、6”エビ滝”だけは2万5千年前の溶岩を全て削りさり、その下の古い地層の玄武岩上を流れているという。周囲に柱状節理の岩が見えない。
 1”大滝”は七滝の駐車場からかなり降った温泉旅館の脇から見に行く。しかも滝壺周辺は私有地で近づくことが出来ないという極めて異質な状況、折角の大瀑布見学の気分を害する。
 なんとなく七滝巡りが未完のような印象になってしまった。
 
 帰路は河津駅から特急「踊り子号」(15:18発)に乗る予定だったが、”大滝”がバス停から結構離れていたこともあり、結局数分違いで予定のバスを逃してしまった。
 停留所の時刻表には30分後に学バスがある。これは修善寺で配布している時刻表には載っていないもの、ラッキー?
 ダイヤでは駅まで24分、予定通りなら発車9分前に駅には着く。でも特急券・乗車券を買う余裕があるかどうかは微妙、
 幸いにもバスはガラガラ、途中から乗って来る人も少なく、予定より早く着いてくれた。おかげで「踊り子号」に、しかもガラガラの自由席に乗ることが出来た。
 
 今回の旅行での歩数は20日1万9千歩、21日1万1千歩、計3万歩となったが、滝めぐりの昇り降りの膝・足首への負担は相当なものだった。
 快晴のお陰で、沢の青緑の美しさが印象的だった。