上野で開かれている興味ある二つの企画展、
二つを同時に見られるタイミングとして今日の日を選んだが、雪が残り寒かった。
最初は北斎の方へ、
館内は満員、列に並んで順に見ていたら何時間も掛かってしまうだろう。案内員もしきりに並ばなくてもイイと云っているのだが、
”百聞は一見にしかず”の典型がこれかもしれない。
そこに並べてある西洋の絵画は、「贋作」もあれば、ちょっと無理にこじつけたものもあったが、
総じて足早に廻っても楽しめた。北斎は凄い画家だった!
次は「仁和寺」の方へ、
平成館という奥まった方が会場だったのだが、入場者は北斎の半分以下、それだけゆとりを持って回ることが出来た。
中でも、手がジンジン痺れて仕方なかったのが、国宝「孔雀明王像」、
もう一つが、奈良・子島寺の国宝「胎蔵界曼荼羅」、
曼荼羅の飾ってある部屋に入っていくつれ手の痺れが増していった。