ダン・ブラウン新作「オリジン」 評価4

 映画並みに評価してみたのだが、

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 下巻の半分に至っても、エドモンド・カーシュの解明した「われわれはどこから来たのか、われわれはどこに行くのか」についての発表はされていない。
 謎の敵が誰なのか、混沌としてラングドン教授以外全てに疑いを抱いてしまう。
 確かに一気読み必至の本であった。
 そういう意味では素晴らしいと思う。
 
 登場人物くらいは明かしても良いだろう。
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 これまでのラングドン・シリーズ、天使と悪魔、ダ・ヴィンチ・コード、ロスト・シンボル、インフェルノと較べてみて、謎解き、後に残る衝撃を考慮すると、この「オリジン」は2番目になると思う。
 1番目はもちろん、「ダ・ヴィンチ・コード」!
 よって、この本の評価を「」とした。
 
 この本を読んで、あるいはこの本を読んだからこそ、ここに登場するグッゲンハイム美術館とかサグラダ・ファミリアカサ・ミラ、モンセラット修道院などをこの目で見てみたいと思った。
 特にサグラダ・ファミリアの宗教的意味合いは気になる。
 スペインにはまだ行ったことがないので、