水星、そしてブリューゲル展へ

 昨夕、やっと水星を見ることができた。
 思った以上に金星と離れていた。(上が水星、下のやや大きめなのが金星)
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 今日は上野の東京都美術館で開催されている「ブリューゲル展」へ、

 美術館に向かう途中、ちょうどスターバックスのお店のところに長蛇の列、近づくにつれ、それがパンダのシンシンを見るための二次的行列であることが分かった。
 本体は動物園入り口に向かってジグザグの行列になっており、美術館に向かうには行列が入場制限で分断されている合間に抜けなければならなかった。
 ブリューゲル展を見終わって、11:15頃入場整理券の配布が終わったようだ。
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 ブリューゲルという名前は聞いたことがあったが、今回の展示はピーテル・ブリューゲル一世から子供のピーテル・ブリューゲル二世、ヤン・ブリューゲル一世、孫のヤン・ブリューゲル二世、ひ孫のアブラハムブリューゲル、ヤン・ファン・ケッセル一世に至るブリューゲル一族150年の総合展であった。
 
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 子の代あたりまでの作品は細密画というのだろうか、小さなカンバスに極めて細いタッチで描かれたものが多かった。売店で単眼鏡を売っていたが、あれば便利だっただろう。オペラグラスでもイイのかも、
 一族の歴史を見ていると、代を追うにつれ号数も大きくなっていくせいなのだろうか、緻密さが薄れていくようだ。
 ただ、ひ孫のヤン・ファン・ケッセル一世が大理石に描いた昆虫の油絵は写真のような精密画に戻っていた。
 親子、孫、ひ孫までの作品が比較して見られるというのは貴重な展示だと思う。