さて、どの映画が面白いか パート2  ”ドリーム”は満点評価「5」

 今日借りてきた作品はこれ、
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 きっかけは広瀬すずの”先生!”がレンタル開始になったから、
 ”三度目の殺人”とは違った役をどうこなしているか楽しみ、
 注目は”PERSONAL SHOPPER”、アクトレスに続く異色作といわれている。
 ”天使にショパンの歌声を”はショパンピアノ曲がたしか5つ入っていると思ったので、
 ”ドリーム”と”マイティソー”は数合わせ、
 
 その”ドリーム”を早速見てみた。

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 邦題は”ドリーム”、なんとなく”ドリーム・ガール”を思わせる三人の黒人女性が主人公というので若干見るのが躊躇われた。でもパッケージにはNASAが舞台とある。
 映画を見始めて、実話に基づくと知らされる。
 1961年から話が始まる。その当時NASAソビエトに宇宙開発の先を越されて焦っていた。
 まだコンピュータが実用となっていなかったので、諸計算は人力で行なっていた。
 またこの当時は黒人運動が活発化しはじめた頃、人種差別が合法とされていた州もあり、舞台となるミズリー州ハンプトン、そしてそこにあるNASAも完全分離の世界だった。
 三人の黒人女性は黒人だけの計算室に雇われていた。
 
 この話は全く初めて知る内容だ、そうだったんだ!と見終わって驚く。
 少々前半はまどろっこしい感もあるし、善人に溢れている気もするが、満点の「」とした。
 見て損のない作品だと思う。
 ファレル・ウイリアムスが音楽を手がけており、ハービー・ハンコックがピアノを弾いていることを特典映像で知った。
 本編のみならず特典映像も見る価値がある!