東芝が４Ｋ放送に向けてチューナーの開発を進めているとの記事が出ていたが、１２月１日の放送開始は決まっているものの、チューナーそのものの発売日には触れていなかった。
ＢＳでの試験放送は既に始まっており７月２３日まで行なわれるのだが、それがこのチューナーで見られるのかも不明、まだまだ謎に包まれている。
ただ、東芝の説明の良いところは、現況のＢＳ受信環境でもＮＨＫや民放の４Ｋ放送が、このチューナーをアンテナと４ＫＴＶの間に介在させれば見られるということを強調したこと。
右旋だの左旋だのといった電波形態の違いが前面に出て受信環境を大幅に変更しないと見られないと思い込んでいたフシがある。自分もそうだったのだが、
ＣＳも含めた全４Ｋ放送を見ようとしたら、上の図のようにアンテナからチューナーに至る道筋を新たに準備することが必要、なにせ同じ周波数帯を使って既存の右旋放送と新たな左旋放送を行なうので、チューナーに入る前に左旋放送の周波数帯をずらさざるを得ない。（そうしないでチューナー側で忖度してくれると楽なのだが）
全ての４Ｋ放送を見ようなどという大それたことを考えなければ、結構身近に４Ｋ放送が存在する！
なればなお更４Ｋ試験放送を見たくなるのだが、実はコレは左旋放送、アンテナ環境の新調が必要となる。（ハードルは高い）
