”流れが変わったかも?”と思う瞬間

 これまでに何度か経験してきたこの瞬間、
 それは、ふと、今までは”これ”が当然だったけれど、ひょっとするとこれからは”こうしないといけなくなるのでは?”と、漠然に思うこと、
 
 今朝のこと、
 中学校の桜の古木の花が落ち切ってしまう寸前になっていた。でもその木をよく見ると不自然に半分だけ切り落とされ、残り半分がテニスコートの方に伸び伸びと枝を広げていた。
 切られた側は道路方向、そしてその前にガードのように立っているのは電柱と何本もの電線、
 これまでの当然の考え方として、木々が電線に触れるのは危険なので須らく切るべし!だった。それに道路の方に伸びると敷地外にもなるので、
 ふとここで思ったのは、これまで電柱や電線が最優先で、よかれと思って植えた桜も大きくなればそれに従うものだった。が、桜の邪魔をする電柱や電線こそ、それを妨げないように地中に引っ込むべき流れに変わるのでは?
 自然の流れを最大限受け入れて、人が出来る限りの手立てを工夫すること!
 
 今そこここの道路で桜並木が無残にも歩道側だけになってしまった状況を目にする。
 道路をトンネルのように覆ったケヤキ並木も、真ん中だけ青空が見えるようになったり、
 
 流れがいつ変わるか自分には分からない。でも、変わりそうな気がする。