”気づき”、

 年賀状の周回遅れ的一枚が届いた。
 自分が出したから、そのお返しという訳では無い、何となれば出していなかったから、
 きっと仕事が忙しくてギリギリ、もしくは新年に書いてくれたものだろうか、
 昔の思い出の楽しさを書いてくれていた、こちらも嬉しくなる。ただ、姓と住所が昔のままというのが、
 
 ”一人ぼっち”という言葉が心の片隅に芽生えたら、
 日経WomanOnlineの”一人ぼっちでも大丈夫? 「友達ゼロ」の人の結末”という記事が目に入って来た。年賀状を出してくれた”一人ぽっち”に当てはまるような気がして心配だから、

 でも、この記事は「大丈夫、群れる必要は無い、自立せよ!」と勇気づけてくれるものだった。 
[解説]より、
   世の中には「群れるのが好きなタイプ」と「群れるのが苦手なタイプ」が存在します。インタビューにもあるように、日本は極めて同調圧力(みんなと同じことをしなければならないというプレッシャー)が強い国ですから、自ずと群れるのが得意(好き)な人たちが主流派となり、群れたくない人たちは異端、変わり者と見なされてきました。SNSをはじめ、“群れるためのツール”が世代を超えて大流行している今は、その傾向がさらに強まっているのではないでしょうか。

 しかし諸富さんの話を聞くと、「だからといって、群れたくない人が無理に、群れたがる人たちとつるむ選択をする必要はない」ということがよく分かります。理由は簡単で、これからの厳しい世の中を生き抜いていく上で群れるメリットなどほとんどないのに、デメリットはたくさんあるからです。

群れるメリット⇒心を麻痺させ、楽になれる(幻想)、友達の数が増えることで「自分に価値がある」と自信を持てる(根拠なき自信)

群れるデメリット⇒人間として成長できない(孤独力を磨けない)、同調圧力によるストレスで精神的に追い込まれる、年を取っても自分が何をどう感じていて、何を欲しているのか分からないまま

 こうした日本人の“群れたがり気質”は、実は経済を活性化していく上でも少なからぬ重石になっています。
 1企業当たり年間30万時間——。これが何の数字かお分かりでしょうか。
 ある大企業で、週1回の経営会議のために、経営陣と全従業員が費やしている“不必要な打ち合わせ”“ムダな会議”の合計時間です。
 この数字がどれだけ異常かは、世界の先進企業と比較すると一目瞭然です。
 例えば米グーグル。OBによると、開発部隊でチーム全員が集まる会議は四半期に2回だけ(1回1時間とすれば年8時間)だそうです。日本の大企業社員が、いかに上から下まで「会議」「打ち合わせ」と称して群れること(責任を分散すること)が好きかよく分かると思います。

 なるほど、「同調圧力」ね、あるある!!!

 年賀状の彼女は自立しているように思う。
 この輝ける金星のように、
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