新川沿いの菜の花を見るには、
花島観音にお参りしてから、
仁王門の”わらじ”の間から覗いた仁王さまは案外やさしい顔をしている。
鐘楼の脇を抜けて河原に降りて行くと、一面の黄色が飛び込んでくる。
”みつばち”だと思うのだが、かなりスリムに見える。
飛び交う数が少ないので、これだけの花があれば直に丸々した姿になれるのでは？
花島公園に見つけたそのほかの春、
林の中の”しじゅうから”、
せせらぎの中に長く揺らぐ”ミズモ”、
落ち葉や木の実の脇に咲く”すみれ”
春は来た！！！
