プチ補修、マンションの管理会社を通さないで些細な破損個所を修復してしまう、始め出すと次から次へと気づきだして中々止まらない。
今回は、正面玄関上のコンクリ部分の爆裂を修復してみた。
コンクリ内部、それも際に近い部分の鉄筋がしみ込んだ雨水で錆び、周囲のコンクリが爆裂して剥げ落ちてしまった。
何となくみすぼらしい見栄えなのだが、大規模修繕とかの時にやればイイと思っていたのか、あまり上を見ないので気づかなかったのか、ほったらかしになっていた。
完全に周囲のコンクリ面と平らにするには、セメントを用意して落下しないように養生もする必要があるのだろうが、そこはプチ補修、破損の食い止めと見栄えの改善に力点を置いて、
まずは、刷毛で表面をきれいに、
つぎに、錆びた鉄筋を紙やすりできれいにし、
KURE5-56の錆び止めを噴霧、
そして、
本当は床面のひび割れ補修に使う、樹脂モルタルを落下したコンクリの後に埋め込んでいく。
ヘラとかで塗りこんでも、柔らかいのですぐ流れ出してしまうので、
ヘラに適量出し、それを指で塗りこめていくと案外上手くものだ。
厚塗りが出来ないので、今後何回か重ね塗りをする必要はあるが、とりあえずは所期の目的は果たせそう。
こういった補修をマンションの管理会社に頼むと、まず見積り、人件費が高いのですぐにウン万円~10万単位の金額が提示されるものだ。
それがプチ補修でそこそこカバーできるのなら、今までのほったらかしより遥かにイイのでは?
と、さらに続きそうだ。
いかに管理組合が管理会社任せで大きな改修はするが”細かな気づき”を忘れていたか、今更ながら反省している。