「第九」つながり、3日目、
皆も聞きに行くなり「第九」の、軽い気持ちでコンサートに応募、はるばる二時間掛けて”みなとみらいホール”まで行ったのだが、
食事後、ホールに着いたのは開場(13:50)5分前、
座席指定だから急ぐことは無いとは思いつつ、2階のホール入り口に入ったら既に長蛇の列、ガラス戸の手前まで並んでいた。
先にトイレを済ませておこうと中に進んだら、係の人がクロークの先にはあるが狭いのですぐ一杯になると開場後の場所を教えてくれた。
前に済ませたいので近くのトイレの場所を尋ねたら、少し駅よりのATMの近くにあると、
男用は空いていたが、女用はやはり行列、暫く待っっている内に開場時刻に、
待っている場所から入り口を望むと、
次から次に観客が押し寄せ、列はどんどん長くなり入り口の外にまで列が、
ようやくホール内に、席は21列目左寄り、1階の真ん中を横切る通路から2列目なので、圧迫感が無く全体を見渡せる席だった。
演奏中は撮影禁止だが、カーテンコールからは撮影可になっていた。
14:30過ぎ、パイプオルガンの演奏から始まった。オルガン:石丸由佳
J.ブラームス:コラール前奏曲 《わが心の切なる喜び》op.122
J.S.バッハ:クリスマスコラール《甘き喜びのうちに》 BWV608
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
ホール内にずっしりと行き渡る大音響、特に低音の響きは、・・・
聞きなれたトッカータとフーガが一番耳に入ってくる。
15分の休憩の後、第九へ、
観客の半分近くが席を立っただろうか、さぞやトイレは混んでいたことだろう。
オーケストラの合間を縫って指揮者が登場、案外背が低いと感じた。
年齢が84歳ということで、その元気さには驚いた。
それは指揮が始まると、更に感心してしまうほど、動きはミニマイズされているが着実でビシッときめている。
第九の合唱部分のそのまた一部はテレビなどで見たことはあるが、第九そのものを最初から最後まで鑑賞するのはこれが初めて。
正直、クラシック慣れしていない自分にとって、同じような旋律が繰り返されても理解が難しかった。
だが、コントラバスが奏でる聞きなれた旋律が始まってから引き込まれてしまった。
バリトン:青山貴が立ち上がって歌唱を始めると、男性合唱が引き継ぐといった風に徐々に大合唱とオーケストラの演奏が調和というのか戦っているというのか、完全に魅了されてしまった!
やはり凄い。
全演奏が終了し、指揮者がお辞儀をし、続いて演奏者たちをグループ毎に全員を紹介し続けた。
もっと早く撮影したかったのだが、スマホの電源をOffにしていたので、立ち上げに時間が掛かり、ギリギリになってしまった。
コバケンは何度も何度も手を振りながら会場を後にした。
観客席2020の大ホールからの観客の退場も大変、
そして様々なイルミネーションが輝く通りに、