給水管更生工事

 先週からマンションの上水道の給水管更生工事が始まり、ついに我が家の宅内配管の工事に至った。
 
 今住んでるマンションも来年には築20年を迎える。大規模修繕をこなしつつも、昨年は浄化槽から下水道への直結工事が行われ、結構大きなお金が修繕積立金から消えて行った。そして今年、上水道の再生に入った。配管が建物内部を通っているので、どうやって若返りを図るのかと思ったら、建物外側に配管するのではなく、現在使用中の配管内部をサンドブラストで掃除した後、樹脂コーティングするのだそうだ。
 
 この工事が、相当に喧しいことが分かった。自分の部屋からは遠いのだが、入り口付近にコンプレサーの機械が設置され、そこからの圧縮空気を各部分に送り込んで工事をしている。ディーゼルエンジンでも積んでいるのだろうか、振動と騒音が半端ではない。近隣のお宅にまで迷惑が掛かっているのだが、ちゃんてご理解を得ているのか心配になるほどだ。
 
 共有部分を工事する日、マンション内完全断水、ただ夕刻には別途配管の水道ホースを各戸の元栓に直結をして、自由に水道が使えるようになった。
 だが、専有部分の宅内配管の工事となるとそうはいかない。
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 トイレも、
 
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 風呂場も、洗面台も、流しも、洗濯機も、全て蛇口のあるところは外され、空気・樹脂の流れるホースと結ばれた。当然水は一滴も出ない。廊下はホースの通り道、
 
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 ホースは玄関先に置かれた分配器に繋がれていた。
 
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 水を自由に使えることの有難味が良く分かった。
 こんな簡易水道栓が一戸一戸に準備されること自体、震災を思えば破格の取り扱いだ!
 
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 使うたびに玄関から引っ張り込んで、終わったら戸締りの関係で外に戻す。
 
 コーティングした樹脂が乾燥するまで、水道は使えない。丸20時間は必要ということなので、水道の完全復旧は明日午後になる予定だ。よって今夜は風呂にも入れない、・・・・