SONYらしさ ヘッド・マウント・ディスプレイ

 この製品が大ヒットするとは思えないが、パーソナルをこよなく指向するムキには好適だと思う。
 
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 未来的な画像だが、装着した時、自分では見えないので周りから見た美しさも大事だ。かなりバランスのとれたデザインだと思う。
 
 これは目の前の1280×720ドットの画像を真っ暗な状態で見ることにより、感覚的には750インチ(19m)の画面を20m離れて見るのと同じになるのだそうだ。しかも3Dなのだ。
 3Dとしては昔のステレオ写真のように左右で別々の画像となるので、問題視されているクロストークはあり得ないので、画像が明るいままという大きなメリットもある。
 
 いつでも映画館のど真ん中で有機ELの極彩色な映像を見ることが出来るという、映画好きの自分としても注目の製品ではある。因みにお値段はSONYの直販ショップで59,800円(ポイント1,794)、評論家の皆さんの意見では、この性能でこのお値段は予想外の安さだとか!
 
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 ヘッドフォンからは5.1chサラウンドの音が聞こえるのでどんな姿勢でもOK、とは云っても周りに家族が居るところで一人で映画に没頭するのも如何なものかと、やはり一人でいる時に誰にも邪魔されずに楽しむものだろう。それを考えると、一人住まいの人が本格的シアターシステムを導入することなく、手軽に楽しめる大画面ということになる。
  
 欲しくもあるが、とりあえずソニービルで実物を見るのが先だな!