クラブ・ツーリズム「からだに優しいトルコ10日間」 1

 クラブツーリズム主催のツアー「からだに優しいトルコ10日間」に参加した。何を以って「優しい」と称するかは他のツアーと比較しないと分からないのだが、①広大なトルコ周遊のうち二区間を空路利用とすること、②連泊が3ヵ所あること、③遅めの出発早めの帰着、ということだろうか。でも3番目はSKDLの関係でそうでもなかったが、
 
 第1日目 成田からイスタンブールまでの移動(12:00DPT 18:05ARV) 
 
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 ECYなので座席ピッチは狭いがシートが薄いのかあまり圧迫感は無かった。
 個人TVで豊富な映画を3本ほど見てしまった。ただ、全作品が日本語対応になっている訳ではないので、諦めざるを得ない映画も何本かあった。
 客室乗務員のサービスは、残念ながらつっけんどん!荒っぽくトレイやカップを置いていく。その荒っぽさで乗務員自身にコーヒーを振り撒くシーンも、そうそう自分のトレイには2食とも何がしか欠品があった。
 前の座席の男性が乗務員のサービス姿を写真に撮ったら、フラッシュを焚いて驚かしたのか、ものすごい剣幕で”Fobidden!”を繰り返していた。そのせいで機嫌が悪くなったのか?
 でも機内食は中々美味しかった。特に2食目のサンドウィッチは良かった。
 
 1日目はそのまま、市外とは反対側の新興開発地域のカヤ・ラマダ・プラザホテルへ、
 
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「第2日目」 
 イスタンブール市内観光(ブルーモスク・アヤソフィア・地下宮殿・トプカピ宮殿・ボスポラス海峡クルージング
 
 生憎の雨、これまでの海外旅行でこれだけ本降りの中観光をしたのは初めて、傘をさしての移動・写真撮影は億劫だ!
 
  ブルーモスク
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 内部のモザイク文様が素晴らしい。下はタイル、上は彩色ということらしいが、Mosuqueに対する認識が変わった。キリスト教教会の豪華なマリア、キリスト像の祭壇、片や偶像崇拝を排しモザイク模様で覆い尽くされた礼拝の場、とても美しいMosuqueだ。
 
  アヤ・ソフィア
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 アヤ・ソフィアは人、人、人、贅を尽くした建造物に感心するばかり。時の王の権力は絶大だ!
 
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 地下宮殿とは云うものの、実際には貯水池、ただその立ち並ぶ石柱の見事さに宮殿と呼ばれている。池には鯉が泳いでいた。
 
 次に訪れたのはトプカピ宮殿、まずハレムの内部を見てから撮影禁止の宝物館へ、
 
  トプカピ宮殿入り口
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  ハレムの内部
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 ここの各種のタイル文様はとても美しい。かつては王族の親族と宦官の黒人奴隷しか男は入れなかったのだが、・・・・
 
 宝物館の金銀財宝、それこそアラビアンナイトの絵本に出てくるような夢の品々、それが現実のものとして存在することに驚いてしまう。青、赤、緑の宝石を随所に鏤めた調度品の数々、短剣、巨大なダイヤモンド(スプーン屋のダイヤモンド=86カラット!)、献上品か略奪品か、兎に角、ルビー、サファイヤ、エメラルドにこんな大きなものが、またこんなに沢山あるものかと思いつつ、ついつい付いているのが当たり前の感覚で次から次に目の前に登場する品々を足早に見てしまった。(ジックリ列に並んでいたら何時間掛かることか、それほどの混雑ぶりだ!)
 
 昼食のお店の隣りに構えていた有名なトルコ・アイスのおじさん、客にコーンアイスをふざけながら渡すパフォーマンスが面白い。アイスは百合根が入っているそうでネバリがあり、餅的な食感もある。
 
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 オリジナルの旅行日程では、この後「エジプシャン・バザールでお買いもの!」となっていたが、全日程のゆとりを考慮して「ボスポラス海峡クルージング」に変更、大きな貸切船に21+2名で乗り込んだ。
 
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 小雨ではあるが屋根付のデッキで観覧、船上から見るイスタンブールの景色はかなり近代的で、雑然とした街を想像していただけに、いい意味での違和感があった。
 
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 結構盛り沢山な行程も無事終了!