クラブ・ツーリズム「からだに優しいトルコ10日間」 2

 第3日目 (イスタンブール → イズミール → ベルガマ遺跡 → イズミール
 
 大抵のツアーはイスタンブールからトロイ遺跡を経由して地中海沿いにイズミールに入るのだが、からだに優しいのでイズミールまでは空路を利用した。イスタンブールの交通混雑は相当なもので朝の出勤時間帯はとんでもない渋滞になるそうだ。よって、「優しい」ツアーも時には早出もあるのだ、06:30ホテル出発、09:00発のイズミール行きTLに乗る。
 
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 飛行機は沖止め、だからここからバスでタラップまで移動する。目の前をトルコのサッカーチームを描いたトルコ航空機が通過した。サッカーチームは非常救難ビデオでもやってはイケナイ悪い例を演じていた。
 イスタンブール空港は曇り、でもイズミール空港は小雨、そして肝心のベルガマ遺跡は濃霧と小雨、結構涼しい。
 ペルガモン王国時代につくられたアクロポリス、高台にあるためロープウエイのゴンドラに乗って昇って行く。天気が良ければ下の街も、山の神殿も見えるハズだったのだが、完全に白い霧で覆われてしまった。
 
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 傘をさしながら、山を更に昇って行く。
 
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 当時世界第2の所蔵を誇っていた図書館跡、その蔵書もアレクサンドリアの図書館が火事になったお蔭でアントニウスによってクレオパトラにお土産として持って行かれてしまった。
 
 そして、ローマの関連した遺跡には必須の野外劇場、山腹を利用しての巨大なものがここにもあった。
 
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 霧が立ち込めて今にも劇場を包み込みそう!でも、暫くしたら、
 
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 なんという吉兆なのだろうか、
 
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 アテネ神殿跡には柱の土台が残るのみで何もない。
 
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 遺跡の主要な部分はベルリンのペルガモン博物館に展示されているとのこと、
 現にここに遺跡があるのに肝心なものが無い、遺跡の遺骸を見るようでとても残念だ。
 
 今夜の宿泊はイズミールのCrowne Plaza、地中海を前にして街から少し離れた場所に立つ綺麗なホテルだ。
 
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 ビュッフェスタイルの朝食には、パインハニーなら良いのだが、蜂の巣がそのまま出ていた。ほど良い甘さで美味!