横長TV

 横長TVといえば、今売られている液晶TVなどは16:9だから、それまでの4:3のブラウン管TVに較べれば全てが横長TVに該当する。
 それでも「横長TV」と称するのは現在主流のTVよりももっと横長であるということだ。
 
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 米国ならではということなのだろうか、映画のシネマスコープは2.35:1≒21:9、だから画面比を21:9にしてしまったTVが、58インチ3,499ドルで発売されることになった。
 
 因みに16:9≒1.78:1、確かに横長だ。
 
 映画のDVD、BDを見ると、どうしても上下に黒帯が出来てしまう。内容に熱中していればそんなものが何だ!と気にならないのだが、TVやプロジェクターの機能を充分に使い切っていないということになる。
 
 ここまで視野角が広いと臨場感は一層増すものと思う。映画好きの自分としてはとても気になるTVではあるが、普段もっともよく見ているTV放送には左右に黒扉が出来てしまうのか、上下カットのクローズアップになるのか、不自然さが出てしまうのが残念だ。
 ズームアップして臨場感を強調した方が、本来の使い方かもしれない。
 
 日本でも追随する会社が出るのだろうか?