トヨタ社長「本来結果であるものが目的になってしまった。」

 毎年2月24日を自分の「再出発の日」と定めた豊田社長、あの米国でのリコール問題で下院公聴会に証言で立った時と較べ、とても自信に満ちた発言だ。
 
 「いつの間にか誰のために、何のためにクルマをつくるのかという自分たちの使命を忘れていた。」
 
 「台数や収益という本来結果であるものが目的になってしまい、技術や生産、工場など、もっといいクルマをつくるために必死になる人たちまでも数字に縛られるようになった。」
 
 これまでも世界のエクセレント・カンパニーで語られたきた言葉に匹敵する「顧客中心主義」の素晴らしい発言だと思う。世界的企業のトップが基本理念を語り、それをトップの立場で率先していくことに魅力を感じた。
 
 さらに 86 を運転している映像を見ると、タダならぬ人とみた。
 
 
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